しゃらん しゃらん 音が鳴り響いては喚ぶ 誰の名を? 名も亡き名を しゃらん しゃらん 黄昏時に鳴り響く 今もこれからもずっと 愛していた そう 愛していた 何時から 愛せなくなってしまったんだろうか 優しかった彼の人は もう 何処にもいない 何時の日から 彼の人はいなかったのだろうか もう 何処にもいない彼の人は 僕に殺される 心の中で生きていた彼の人 今日 僕は彼の人を殺す 鎖で繋いだ 逃げられない様に 早く僕のモノにしたくて 誰にも見せない 誰にも教えにない 愛しい愛しい君 今日も俺だけを魅て 闇に佇んで 光に怯えて 空を見上げる 空から差す光が とても恐くて 必死で闇に隠れた 悼みだけが心に残る 消えない痕を残して 君だけが消えていった 悼みだけが支配する此の心 誰かに助けて欲しくて 縋る様な想いで 神様と僕は呟いていた 紅い薔薇に囲まれて 永遠の眠りにつこう 目が醒めた時には誰もいない 寂しくも無い そんな感情はもう必要無いから 紅い薔薇に囲まれて 此処で深い眠りにつこう 空に闇が覆う 月の無い夜 静かな世界 眼を光らせた獣が潜む 陽 の 光 が 差 し 込 ん で 柔 ら か な 風 が 吹 き 抜 け る 暖 か い 空 気 に 包 ま れ て 花 達 が 目 を 覚 ま し て 唄 い だ す 語り継がれる物語 失われるコトを拒んだ歴史 失いたくなかった歴史 とても 大切にされてしていた物語 |