001-010

泣いて 泣いて眠りへとつく
深 い 闇 に 堕 ち て 逝 け
誓ったのは 何時かの遠き夢の中で
血塗れの俺を お前は哂う そう高らかに
忘れて楽に慣れたら私は総て捨てるのに
愛していたよ  呟いたのは誰だったか
今 日 も ま た 君 を 嘲 笑 う
諦 め る 理 由 を 探 し て い た
忘 れ た か っ た  何 も か も 総 て
逆らっても逃げられないと知っていてやっているんでしょ?


011-020

紅い綺麗な血が 君の白い肌に滲む
忘 る る こ と な か れ  必 ず や 報 復 を
運命の糸の上を歩くなんて最高じゃないか
遠 く で 哀 し み が 木 霊 し て い る
小さい小さい窓から空を覗いても何も見えない
音も立てずに何もかもが崩れ去った
君 が 染 ま る  僕 も 君 に 染 ま る
降り止まない雨 哀しい嘘
貴方のコト 少しずつ忘れていく様で
愛を蔑んだ愚かな人の子は愛を求める


021-030

憎しみが渦巻く 世界の果てで待っているよ
海へ憧れた 私は人魚になりたかった
最期の時を君にあげよう 永遠の時を
約束 君の願い 何も知らない
白 い 蝶  夢 に 集 う
口唇が紡いだ 儚い音
別れの時ほど嬉しいコトはない
明け方にそっとベッドから抜け出した
涙なんて枯れた 君が死んだ日から
優しくて 冷たくて 君の言葉は


031-040

深 い 傷 痕  永 遠 の 誓 い
闇に輝きだす光 その輝きが消えぬ様にと
祈りの口付けを 淡い夢に
眠りへ 涙さえも忘れて
空の涙ひとつ 雨の匂い香る
灯 さ れ た 焔 が 天 を 穿 つ 様 に
燃ゆる最期の瞬間、後悔せぬ様にと
君 が 手 を 取 っ た 僕 の 手 は 緋 色
君 の 泪    一 つ 零 れ た
泣いて、泣いて  君へと還る想い


041-050
きみがくれたものは、おおきすぎて、
痛みは無くとも、血は溢れていく
不安を抱えて、なお歩みを止めないのは
そなたが照らすのは誰が為か、
はやく、わたしをみつけて、 もうすこし、わたしにゆうきがあれば
破り捨てたかった、貴方への想い
きみがかぜにさらわれてしまいそう、で
君に捧ぐ、さいあいの、ナミダ
吹き荒れる砂塵、苦い鉄の味


051-060
光に嘆いたら、きみが来た
君と僕だけの、世界が欲しかった
君と踊る、瓦礫のお城は
渇いたココロに泪を落とす
さよなら、の前の勇気
また、踏み出す勇気をもらいました
君に授けた羽根の調子はどうかしら、
逆巻く想い、貴方の血濡れた泪の代償
幸せは己が決めること、他人に指図される覚えはない
さよなら、可愛い私の天使ちゃん


061-070
伸ばした腕に、重ならなかった貴方の手は、冷たく紅く血濡れていた
わたしはなんなんだろう、と溜め息と泪がこんにちは
ふと、泣きたくなったら、(君が泣いていた)
強気に出ても、君は笑う
只今、君に夢中だといいな
君には理解出来ないという程に、難解では無いのに
君が何よりも、好きだとしたら?
こんなに、嗄れるまで叫んでいるのに、貴方は
君の泪は憂いを孕みながら、何処へ逝くのか
睡魔に、薄めた哀しみを一摘み


071-080
さぁ、後悔の前の足掻きを見せてごらん
笑って、笑っていてください
眠る様に、深く沈んで堕ちていく
さよなら、そしてこんにちはわたしの終焉
いつか、の言葉の続きを紡ごうか
きみはしらない
君を想う、と 泣きたくなったんだ
なんとなく、君は泣いているみたい
君が好きだから、なんて云えたらよかったのに
例え、世界が終わりを告げようとも


081-090
凍えた足では君の元へは辿り着けない、
雨に濡れて、身体を冷たくして、そんなに温めて欲しいの?
心に咲いた、仇花を刈り取る方法は
君に降り注ぐのは、どうか祈りであって
まるで、夢を見ている様だね、と泣いた
せめて、泣かせてください、貴方の前だけでは
微睡みの中、君の声が聞こえた気がした
君の言葉はいつも唐突、僕も負けていないと思っていたけれど
君はどこかあの人と似ていて、でも違うのに
そしたらさ、君の元へひとっ飛びだよ


091-100
水面に漂う月の様に、君は掴めやしない
だって、君が僕を理解してくれなかったから
ぜんぶ、ぜんぶ、君がくれた宝物なんだ
誓うは血濡れた泪に埋もれた、君との記憶
叫んでも、裂けんでも、痛みは判らない
傷付いたのは君のココロ、
君に捧げる、刹那の恋心
君を想う気持ちに偽りなどなかったはず、
此の胸の高鳴りは、君が消える前兆
繋いだ約束が放れて、君を忘れる前に